今週軽井沢に2年ぶりに大雪が降りました。
降雪から3日経っても森は残雪が深く、出歩くには少々不便を伴う日が続きます。
そんな中、友の会会員による読書会ビブリオバトルが開催されました。
ビブリオバトルはそれぞれ一冊の本を持って集まる参加者が、5分間の持ち時間でその本を紹介する集まりです。一人で本を選んでいるとどうしても傾向は偏りがちですが、こういう集まりを通して普段手に取らないような本に出会えるのも、本好きメイトとしては楽しいものです。
本日は足元の悪さもあり、参加者は催行ギリギリの3人でした。
紹介された本は
『読んでいない本について、堂々と語る本』(ピエール・バイヤール著/大浦康介訳/ちくま学芸文庫)
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(坂本龍一著/新潮社)
『胎児の世界〜人類の生命記録〜』(三木茂夫著/中公新書)
の3冊でした。
どの本を読みたいと思ったかという最後の投票では『胎児の世界〜』が選ばれました。
個体発生は系統発生を繰り返すというヘッケルの反復説への独特の思想を伴ったオマージュ、あなたならどう読みますか?
ビブリオバトルは2ヶ月に一回、本の感想や個人の読書感をおしゃべりを交えて楽しく交歓しています。
友の会会員以外の一般の皆様の参加も大歓迎です。
次回は4月11日(木)15:00〜 軽井沢図書館多目的室にて開催予定です。
ご参加を心からお待ちしております。