毎月第4木曜日は軽井沢図書館の蔵書整理のお手伝いをしています。
図書館の本は全て、一定のルールによって書架に収められていますが、貸し出しが行われる1ヶ月の時間の中には元の住所に辿り着けない本もあります。
そんな本たちを決められたルールに従って元の場所に返すことにより、利用者の閲覧本や借り出し本を見つけ易くするために蔵書整理は毎月行われています。
友の会ではそのお手伝いをしながら、会員も楽しんでしまおう!ということで、蔵書整理でさまざまなジャンルの書架に接しながら見つけた「この本読んでみたい!」と思う本を毎月2名に挙げてもらっています。
今月は・・・・・

今月から図書館友の会会員となられて小説の書架を担当していたT村さんを早速ロックオン。初めての蔵書整理の感想とともにお聞きしました。(友の会では常時T村さんに続く会員を募集しています!)
「いやー、タイトルを追うだけで精一杯。一瞬気が遠くなりかけました・・・」
うんうん。分かります。最初は細かいラベルや著者名を必死で追うので、失神しかけるんですよねw
そんな中で選んでくれたのは同じシリーズの
『家守綺譚』『冬虫夏草』(梨木香歩/新潮社)
です。
同じ主人公が二篇を貫いて訴える不思議な体験。著者の梨木さんは長野県内にも拠点をお持ちで、作品の中にはさまざまな草木が登場して活字にニュアンスを与えるようです。

いやー、排泄物をどう処理するかって生活の一番、一番基本ですから。その処理技術は民度を表しますから。
『便所の民族誌』(斉藤たま/論創社)
いかに清潔に、いかに何事もなかったようにすましてコトを終えることができるのか。
系統立ててその命題に取り組んできた我が国の「便所」から見える大真面目な民族論。
図書カード持ってきて借りようと思いました。(編集子)

本好きさんにはたまらないこういう作業をお手伝いしてくださる方、是非是非友の会の扉を叩いてくださいね!!
来月は22日(木)10:30〜の予定です。
本好きさんのご参加、心よりお待ちしております。