毎月末の休館日は、図書館の蔵書をルール通りに並べ直す図書整理が行われます。これを行うことによって、図書館の利用者もスタッフも、容易にお目当ての本を見つけることが可能になるのです。
友の会では、毎月この蔵書整理のお手伝いをしています。
毎回、任意に割り当てられた本棚を整理するのですが、普段自分では選ばないようなジャンルの棚に当たった時は新しい発見や興味を掻き立てられ、とても面白いものです。
今日は友の会スタッフに、それぞれランダムに割りあてられた棚から「この本、読んでみたい!」と思う本を1冊ずつ選んでもらいました。
皆さんにご紹介しますね。
A津隊長は産業やマーケティングの棚から『セーラが町にやってきた』(清野由美/プレジデント社)を選びました。
さて、セーラとは誰?町はどう変わっていくのでしょうか?
N原女史は『ヨーコ・オノ・レノン全史』(和久井光司/河出書房)を、アート解説の棚から引き出しました。ロックミュージック界で最も有名なカップルが世に問うた課題が見えてくるかも?!
私個人的にはこれまで決して近づかなかった理系の本棚に惹かれました。極地への興味が、苦手意識があったサイエンスへの重い扉をこじ開けようとしています。
こんなふうにただ整理するだけでなく、本を知り、本を楽しむ毎月の蔵書整理。
友の会へご入会されますと、このようなボランティアだけでなく、本好きさんにとって楽しい行事もたくさん経験することができます。
一同、皆様のご参加を心からお待ちしております。